今回の比良６マウンテンズは朽木のふれあいの森てんくう温泉からの出発になりました。生憎の天候で登りは急登の上、階段が多く雨風も強くなる一方の厳しい前半でした。しかし、頂上手前の分岐で昼食をいただく頃には時折薄日が差し雨も止みお陰様でいつもながらの楽しい弁当を頂くことが出来ました。昼食後の最後の登りで振り返ると黒い雨雲ががすごい勢いで北方向から流れて行き、先ほどまで全く見えないかった琵琶湖の絶景をご覧いただくことが出来ました。頂上でしばらく琵琶湖の絶景を楽しんだ後、記念写真を撮りました。帰りは琵琶湖側の安曇川町畑に下山する縦走尾根コースを辿りました。途中の尾根はなだらかな下りが多く、移りゆく秋の自然を楽しみながらの下山になりました。畑の棚田集落に到着する頃には辺りは夕焼けに染まって懐かしい山里の景色を楽しみながらのゴールとなりました。最後良ければ全てよしということで、厳しかった登山も楽しかった思い出に変え、笑い声いっぱいの車中で帰路に就きました。
最終回の中山道木曽路は殆どスターからゴールまでお昼の時間帯を除いて雨が降り続きましたが、こんなに雨が気にならなウオークははじめてでした。妻籠周辺の街道は見どころ一杯のラストにふさわしい歴史が随所に感じられる道でした。海外からのお客様もたくさん雨に打たれながらこの難所を歩いている姿を見ると日本の原風景に西洋文化にはない憧れを持って古い日本の異文化を体験しようと来られているように感じました。私たち日本人も古き良き文化を大切にはぐくみ育てているこの地域の人々に学ぶところが多いことを今回のシリーズで体験しました。最終会のコースは約10キロ、累積標高差803m、歩行時間4時間でウオークと言うより登山の様なハードなコースでしたが皆さん本当に一生懸命、元気に笑顔で歩き通されたことに感謝を申し上げます。帰りのバス車中では今回のシリーズを完歩したお客様7名様に表彰状と記念品をお渡しする表彰式をさせて頂き帰路に就きました。皆様お疲れ様でした。そして、これからもお元気でいっぱいお楽しみいただけるよう私たちも頑張ってまいります。ありがとうございました。
