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2016年8月27日土曜日

2016年8月25日~26日 近畿地方トップクラスの自然の宝庫 氷ノ山と神鍋溶岩流

今回は酷暑の兵庫県出石町にて名物の出石そばを頂いた後、散策もそこそこに次の見所である植村直己冒険館へと向かいました。植村さんの足跡と偉業を後世に引き継ぎ山の素晴らしさと共に厳しさも知ることが出来る山を愛する皆様には興味深い展示の数々をご覧いただけました。神鍋溶岩流では自然の作り出した神秘的な景観をお楽しみ頂き、宿泊場所の氷ノ山山麓旅館「岳水」さんへ向かいました。夕食には但馬牛のすき焼きを暑い中お召し上がり頂き、夜には最近では見ることが出来なくなった満天の星と天の川をゆっくりと見ることが出来ました。翌朝は5時に朝食を頂き、6時過ぎには準備体操を済ませ朝焼けの福定親水公園登山口を出発しました。布滝や地蔵堂に至る急登を登り氷ノ山越え避難小屋を経由してブナ原生林の木の根道に足を取られながら累積標高差900m距離5キロを4時間掛けてようやく憧れの頂上を踏むことが出来ました。頂上では美味しいお弁当を頂き、記念写真を撮った後、千本杉・神大ヒュッテを越え東登山道から無事全員に下山することができました。休憩を入れトータル8時間のロングコースになりました。下山後に「岳水」さんから一人々に'おはぎ'の差し入れと氷ノ山登頂証明書を頂き、心づくしいっぱいの氷ノ山登山を終えることが出来ました。最後に近くの温泉「天女の湯」で汗を流して帰路に就きました。本格的登山と言っても過言ではないハードな山行でしたが今回も皆様のご協力とチームワークのお陰で無事にお一人のお怪我もなく下山することができました。心より御礼を申し上げます。































2016年8月6日土曜日

2016年8月3日~5日 ゆったり花の仙丈ヶ岳2泊3日

今回のツアーでは3日間とも天候に恵まれ、爽やかな南アルプスの眺望を楽しませて頂く事が出来ました。初日は駒ケ根の養命酒工場を見学してから南アルプス林道バスの始発に当たる仙流荘にて1泊目の宿を取りました。翌朝は心配していた空模様もスッキリと青空の元で出発することが出来ました。林道バスに揺られながら車窓からの鋸岳の鋭い景観を楽しみながら約1時間、北沢峠に向かいました。北沢峠からは広大なシラビソ原生林の森深くへ続く登山道を仙丈岳へと出発しました。大滝の頭から藪沢を経由して馬の瀬ヒュッテ前でおにぎり弁当の腹ごしらえをして、馬の背を越えて藪沢カール下まで来ると早くも秋の花が私たちを出迎えてくれました。事前の天気予報では雷雨が心配されたので、出発を速めたこともあり13時頃には千丈小屋に到着することが出来ました。仙丈小屋の前に広がる甲斐駒ヶ岳と流れる雲や夕焼など、刻々と変化する大自然の営みをじっくりと楽しみながら皆さんと貴重な時間を過ごさせていただくことが出来ました。夜中には天の川や流れ星の天体ショーを久しぶりに見ることができました。翌朝は4時にヘッドライトを付けご来光を仰ぐために仙丈ヶ岳の山頂へ出発しました。久しぶりのご来光に感動を覚え、日本の標高一位富士山、二位の北岳、三位の間ノ岳も見ることが出来ました。一旦、仙丈小屋に帰って朝食をいただき、6時半ころに下山を開始しました。岩場を苦労しながら抜け、小仙丈まで来ると名だたる山々をグルッと眺望でき、皆さんと共に来ることが出来た喜びをまた、味わうことが出来ました。週末と有って多くの登ってくる登山客とすれ違うのに時間がかかったものの皆さんの健脚に助けられ無事全員で笑顔の下山が出来ました。下山後は温泉で汗を流して、途中のレストランで昼食をいただき帰路に就きました。