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2015年11月26日木曜日

2015年11月25日 深まりゆく秋の有馬三山

今回は午後からの天候が危ぶまれましたが、皆さんのパワーで下山まで雲をはねつけ、深まりゆく紅葉の登山をお楽しみいただくことができました。有馬三山は、紅葉谷の西に南北に連なる、落葉山、灰形山、湯槽谷山、を総称する呼び名です。もみじの紅葉が美しい有馬温泉の西に南北に連なる裏六甲の代表的な山々です。雑木の山で野鳥も多く、秋の訪れを五感で感じる山旅になりました。妙見寺登山口から落ち葉を踏みしめながら展望台からは有馬温泉の街並みを眺望できました。妙見寺ではお堂の前で伍十さんのお寿司弁当で楽しいひと時を過ごした後、一つ目の落葉山に登頂しました。灰形山の頂上手前では凄まじい急登を元気に無事に登頂いただき、皆さんの健脚ぶりに改めて驚かされました。最後のピーク湯槽谷山へは標高差200m以上の長い丸太階段の登りをゆっくり確実に高度を上げて、最高峰の801m湯槽谷山に到着しました。登りよりも急に感じる丸太階段の下りを紅葉谷の"鼓の滝"の方向へ無事に下山しました。下山後は有馬温泉ならではの赤褐色の湯、金の 湯にて疲れを癒していただき、温泉街でおみやげを買ったり、おいしいものを食べたり、楽しかった晩秋の有馬に別れを告げました。今回はなかなかの急坂の連続でしたが、皆様方の日頃からの精進のおかげで無事に全員の方に下山いただけたことに感謝を申し上げ、今回のお礼とさせていただきます。ありがとうございました。



















2015年11月22日日曜日

2015年11月21日 鯖街道第最終回 鞍馬~出町柳

3月に鯖街道ウオークの第一回目を寒さが残る神聖なお水送りの若狭路を皆様と楽しく歩かせていただき、それ以来、早いもので第6回の最終回を迎えさせて頂くことができました。また、2回目の針畑越えでは積雪が多かったことから新緑の5月に延期させて頂き、3回目には紫陽花の頃、山帰来から久多の地道を歩かせていただきました。第4回では登山に近いオグロ坂越え、八丁平越えの難所にもかかわらず、木々の緑を楽しみながらゆっくりと歩いて頂きました。第5回では鯖街道で初めての琵琶湖の眺望をお楽しみいただき難所の花背越をしました。また、今回も最終回にふさわしい秋の好天に恵まれゴールの出町柳まで完歩させて頂くことが出来ました。55キロに及ぶロングコースでしたがお一人のお怪我もなく、いつも笑顔と笑い声のウオークをさせて頂くことが出来ました。1,000年以上前から近年明治時代まで、脈々と続いてきた歴史の道、鯖街道。一汐して若狭から運ばれた鯖が2日目には丁度良い塩加減になって食卓に並んだ。数えきれない人の営みを支えてきた鯖街道を歴史の端に当たる現代から当時の人の心に触れることが出来る様な素晴らしい体験を皆様と共にさせて頂けたことに心より感謝を申し上げます。




















2015年11月16日月曜日

2015年11月16日  鈴鹿7マウンテンズ 釈迦ヶ岳

今回は三重県菰野町と滋賀県東近江市の境界、鈴鹿山脈のほぽ中央に位置する釈迦ヶ岳にチャレンジして来ました。この山の名前の由来は、三重県側から見ると綺麗に釈迦の寝姿が浮かぶように仰げることから由来していると言われています。歩いてみると本当にその懐に抱かれるように深い大自然の息吹を感じることが出来ました。山麓の朝明渓谷で準備体操を入念に実施し紅葉する三重県民の森からスタートしました。途中には明治時代にオランダ人技師が設計した自然に溶け込んだ堰堤を見ることが出来ました。今回は羽鳥峰コースの往復を辿ることにしました。白い花崗岩が露出した羽鳥峰で休した後、アップダウンを繰り返しながら、猫岳を経由して釈迦ヶ岳を目指しました。視界の開ける尾根からは遠くセントレア空港、伊勢志摩方向などもハッキリと見ることが出来ました。頂上到着後、お弁当を皆さんで頂き、記念写真を撮影して、下山を開始しました。午後からはガスがどんどん伊勢湾方向からの強い風に吹き上げられ天候の崩れが危惧されましたが、下山まで何とか降られることなく、笑顔一杯の下山が出来ました。今回の皆さんは健脚揃いで、チームワークもよく、予定より大幅に短い時間で下山することが出来ました。下山後は新しくできた永源寺道の駅に立ち寄り、今回も思い出一杯の時間を皆様と過ごさせていただくことが出来ました。心よりありがたく、感謝申し上げます。