ページビューの合計

2015年10月30日金曜日

2015年10月30日 鯖街道第五回目 大見から花背へ

例年よりも早い紅葉の訪れを楽しみに、京都の大見から鞍馬の手前の花背峠までの約8キロを歩きました。マイクロバスは百井から大見集落まで狭く、細く曲がりくねった道を縫うようにここが京都かと思うばかりの最深部へと慎重に車を進めました。大見集落を抜けると真っ赤なモミジが旅人を迎えてくれました。集落の終わりでは広大なススキが昔の鯖街道の賑わいを懐かしむかのように静かに揺れていました。整備されたヒノキの植林地帯を抜け自然林の峠に差し掛かるとグリーンから赤へと変化する美しい木々を見ることが出来ました。日溜りの場所を見つけ木漏れ日の中、昼食タイムを取りました。昼食後も紅葉の鯖街道ウオークを楽しみ、途中、鯖街道唯一の琵琶湖の見える地点から三上山より北部の景色を見ることが出来ました。最後は貴船神社に足を延ばし、早日暮れの早くなった鯖街道を後に帰路に就きました。この度も皆様のご協力と健脚のお蔭で無事、集合場所に帰ることが出来たことを心より感謝申し上げます。




















2015年10月22日木曜日

2015年10月19日~21日  西日本最高峰 紅葉の石鎚山

石鎚山は、四国山地西部に位置する標高1,982mの山で、近畿以西の西日本最高峰です。山岳信仰(修験道)の山として知られ、日本百名山、日本百景の一つであり、日本七霊山のひとつとされ、霊峰石鎚山とも呼ばれています。石鎚山脈の中心的な山であり、石鎚国定公園に指定されています。初日は懐かしい尾道からしまなみ海道を渡り水軍城を見学したりしながら、瀬戸内海を眺望できるリゾート施設に前泊しゆっくり登山の体力を蓄えていただきました。登山開始当日も雲一つない快晴に恵まれ山頂成就駅から郵便配達人の方のホラ貝の美しい音を聞かせていただきながら登山を開始しました。中腹では今が見ごろの紅葉の中、夜明峠でお弁当を頂き鎖場を目指しました。ほとんどの方が一の鎖を登られ、二の鎖も数名の方が挑戦されました。頂上では紅葉に染まる鋭くとがった天狗岳を見ることが出来、恐る恐るの天狗岳頂上制覇も果たしていただけました。石鎚神社奥宮では夕拝の御祈祷を授かり、朝拝までもご丁寧にあげて頂きました。ご神体に直接手で触れることの出来る特別な経験をさせて頂き、振り返るとそこには神々しいばかりのご来光が石鎚山を鋭いシルエットにして四国の山々を徐々に朱色に染め上げて行く光景を目の当たりにさせて頂きました。苦労した登山に値するご利益を賜ることが出来たように思いました。頂上山荘の暖かで清潔なおもてなしを賜り、またいつかもう一度訪れたい気持ちで一杯の下山出発になりました。下山は緩やかなコースを通り土小屋へと帰ることしました。途中の景色は正に日本庭園か箱庭のようなため息の出る景観を拝しながらのウキウキする下りとなりました。下山後は途中の温泉にて疲れを癒していただき、昼食をいただいた後、沢山のお土産と共に全員笑顔の帰路に就くことが出来ました。