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2015年9月19日土曜日

2015年9月18日 鯖街道第四回目 久多から大見へ

天気予報では雨の確率が高かったのですが、日差しも時おり覗く爽やかな一日になりました。今回は小浜から京都へのほぼ中間点に当たるコースを歩きました。どこかに隠れている秋探しをしながら緩やかに登る鯖街道最大の難所を歩きました。登り始めは時折、道が荒れているところもあり手こずりながら乗り越えると、トチの大木や芦生原生林に有るようなオブジェを連想させるヒノキが皆さんの想像力を膨らませてくれました。また、オグロ峠に至る上部には広大なブナ林が広がり、心を和ませてくれました。昼食は山上の八丁平湿原で彩のお弁当を頂きました。下山は穏やかな歩きやすい道を尾越まで下山しました。本来は大見までの約3キロの舗装道路を更に歩く予定でしたが運転手さんの機転で、普通乗用車がようやく1台通行できるほどの狭い道を二ノ谷管理舎まで上がってきていただき、スムーズに帰路に就くことが出来ました。ヤマヒルに襲われたりした怖い経験もいつまでも皆様の思い出に残ることでしょう。暑かった夏を乗り越えようやく爽やかな季節にハイキングをすることが出来、無事に旅を終えることが出来ました。これも偏に皆様方のご協力のお蔭と感謝申し上げます。























2015年9月12日土曜日

2015年9月11日 高野山開山1200年女人道ウオーキング

今回は聖地・高野山の外周をたどる女人道を歩き壇上伽藍、奥の院を歩かせていただきました。静けさにつつまれ、昔の面影を今にとどめている道を歴史を感じながらゆっくりと歩きました。高野山開山1200年に当たる記念すべき年に爽やかな秋を感じながら聖地高野山を巡らせていただきました。どこかで弘法大師さまのお導きがあったような気持になる素晴らしいハイキングを経験させていただきました。バス到着後、女人道を出発し弁天岳頂上からの景観を楽しみ、下山後、高野山の表門にあたる大門にて昼食のお弁当を頂きました。その名も「高野女人道七口弁当」は私たちのハイキングにぴったりの美味しいお弁当でした。昼食後はお助け地蔵を経由して壇上伽藍に下山して中門から金堂、根本大塔の前で記念写真を撮らせていただき、奥の院へ更に向かいました。奥の院は弘法大師さまが御入定されている最も厳かな聖地になります。一の橋から御廟まで約2キロメートルの道のりには、おおよそ20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑の数々が樹齢千年に及ぶ杉木立の中に立ち並んでいました。弘法大師さまの最もお近くでお参りをさせて頂いた後、すがすがしい気持ちで帰路に就くことが出来ました。



















2015年9月5日土曜日

2015年9月4日 中山道ウオーク美濃路第四回 大湫宿から長久手宿

今回は久しぶりのカラッとした秋日和に恵まれ、早秋の美濃路中山道を歩いていただきました。大湫宿からはボランティアガイド安藤さんに楽しいご案内をいただき特に琵琶峠までの歴史を深く知ることが出来ました。大湫宿は江戸日本橋から数えて四十七番目の宿で、奥深い山間に今もひっそりと佇んでいました。神明神社には樹齢千三百年の生命力を強く感ずる大杉がどっしりと構えて大湫宿を訪れる人々を昔も今も、優しく見守っていてくれるかのようでした。細久手宿までの区間の見どころは何と言っても「琵琶峠」。琵琶湖が見える最東端だったことから名前が付いたと言われています。中山道の旧美濃国内最高地点、標高585m。全長約730mに及ぶ国内最長級の石畳で知られ、付近には八瀬沢の一里塚や馬頭様など道標や石仏が現存していました。当時のノミ跡がある岩もわかり、石畳建設の苦労が偲ばれる思いがしました。長久手宿までの終盤には北野神社が深い森に鎮座していて、長く緩やかに登る杉木立の山道を疲れを見せるご様子もなく皆様で元気にお参りをして頂きました。