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2014年5月31日土曜日

2014年5月29日30日  謙信が信玄へ塩を送った塩の道トレイル 1泊2日

塩の道トレイルは、日本海に面する新潟県糸魚川市から長野県の松本市までに及ぶ全長120kmの道です。古代から明治時代まで日本海の塩とともに海産物が運ばれ、信州からは麻や煙草など荷物を一杯に積んだ牛馬や人々で賑わいました。中世では上杉謙信が仇敵である武田信玄に塩を送ったとされる「義塩」も塩の道に由来します。今回は定番の千国越えコースと石坂越えコースを歩き、雄大な北アルプスを眺めながら数々の物語や名所、歴史を感じ、大自然に癒され、温泉に浸り、地元ならではの珍しいを食す多種多様な“愉しみ”を体験することが出来ました。2日とも初夏を思わせる天気の中、道の両側には高山植物の群生や芽吹き始めた山菜があちこちに顔を出していました。サプライズでは登山道の途中でカモシカの親子が現れキョトンとしたかわいい姿を見せてくれました。優しい中にも力強い人々の人情にも触れることが出来た今回の旅でした。今回も皆様にご協力いただいたお蔭で初夏の信州を満喫することが出来ました。お一人のお怪我もなく旅を終えられたことに感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。

























2014年5月27日火曜日

2014年5月26日  「日本百名峠」木の芽峠と敦賀湾を見下ろす鉢伏山


今回は新緑に瑞々しい息吹を与える春雨の登山となりました。登山口からの美しいスギ林の中を通り抜け、徐々に色が濃くなってきた新緑に囲まれ道幅が狭くなり始めると、左下に木の芽川のせせらぎが聞こえるようになります。更に登ると大きな一枚岩が現れるとこれが「爪描地蔵」の岩になります。歴史を物語る遺構の一つ目に出会うことができました。小降りになった腰掛岩でおにぎり弁当の昼食をいただいた後、坂道を登って行くと目の前に水場が現れました。これが明治天皇も行水された泉で木の芽川の源流になります。更に石畳を少し登ると歴史の中へタイムスリップしたかの様な風景が飛び込んできました。目指してきた木の芽峠到着です。峠には550年前のまま現存している家があり先祖代々この地を守っておられます。家主の前川さんのお話を燻された土間でお伺いし、秀吉が礼に置いていった茶釜を拝見してから最終目的地の鉢伏山へ出発しました。道元禅師の墓の横を通り雨を集めるブナ林の登山道を進み、スキー場のコースを直登しリフト最上部まで行き鉢伏城址に到着しました。頂上からは眼下に敦賀湾の素晴らしい眺望が雨中からでも遠く望むことが出来ました。敦賀湾を見下ろす頂上で記念写真を撮り旧北陸街道を再び歩き歴史風景の言奈地蔵で休憩後今庄温泉やすらぎの湯で濡れた体を温めて疲れをいやしていただきました。木の芽峠を越えた旅人たちも訪れたであろう気比神宮で、無事に登山をさせていただけたことに御礼を申し上げ、楽しい思い出と共に帰路に就きました。















2014年5月23日金曜日

2014年5月22日  ダイヤモンドトレイル第二回 竹内峠から満開のツツジ大和葛城山

人気のシリーズ企画、縦走登山ダイヤモンドトレイル第二回目は5月の爽やかな風に後押しされて、全員無事頂上のツツジ畑へゴールすることができました。竹内峠から大和葛城山への、距離11キロ、累積標高差900mのコース中で最もハードな縦走でしたが、全員で見事、頂上にたどり着くことが出来ました。平石峠から急な階段を予定のペースで進み、岩橋山で昼食休憩をお取りいただきました。更に、見事に手入れされたヒノキ林の林道をアップダウンを繰り返しながら葛城山の山頂へと歩き続けました。急な階段は容赦もなく何度も私たちに挑戦状をたたきつけてきましたが、全てクリヤーして行き、ようやく着いた山頂では、大阪方面の遮るものの無い景観に達成感を感じ、嬉しさ一杯の記念写真を撮らして頂きました。南側斜面には次回、訪れる金剛山が迫るように見えるツツジの大群落が、私たちを待っていてくれました。記念写真はツツジに囲まれた笑顔満開の忘れられない写真になりました。これだけの距離と標高差を登り切った皆様は隠れアスリートとしての資格充分有りと存じます。今回も皆様のご協力のお蔭で事故無く、一日を楽しませていただきました。ありがとうございました。お疲れ様でした。













2014年5月19日月曜日

2014年5月19日 ビスターリ倶楽部 天空の芝桜の丘 茶臼山と萩太郎山

滋賀県からはあまりなじみの薄い愛知県最北部、長野県と隣接する茶臼山高原に今回訪れることになりました。茶臼山は愛知県の最高峰であり、萩太郎山の芝桜公園は愛知県で一番高いところにある標高1300m、2万2000㎡の広大な敷地に40万株の芝桜が咲き誇ります。人工的な芝桜と南アルプスの大自然の美しさが新緑の中で混ざり合う美しさは言葉に表せない一日でした。まず、ワンと鳴くカエルの館からスタートし茶臼山(1415m)を東から頂上に向けスタートし、雷岩の急登を越え、頂上から360度の展望を楽しみました。南アルプスの3000mを越える山々が100km以上も連なる姿を一気に一目で見ることが出来る数少ない山好きにはたまらない場所でした。頂上の展望台で昼食弁当を頂いた後、柔らかな新緑の中を萩太郎山の満開の芝桜を目指してスキー場の斜面をひたすら登りようやく一面の幾何学模様に植え込まれた芝桜が見える頂上に到達しました。手前に芝桜、遥か向こうに南アルプスの最高の組み合わせを堪能した後、新緑の爽やかな風が心地よい茶臼山高原を後に稲武のどんぐりの湯にて汗を流して疲れをいやしていただきました。併設の道の駅でお買い物を楽しんだ後、足助街道を抜け帰路に就きました。