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2013年11月30日土曜日

2013年11月29日 伊勢本街道最終回 渡会橋から遷宮のお伊勢参り

今回は昨年から歩いてきた伊勢本街道もようやくゴールを迎えることになりました。当初は本当にこの道は伊勢まで続いているのか半信半疑の気持ちで歩いた時もありました。渡会橋を渡ると、ようやく伊勢に近くなってきていることをひしひしと実感しながらの最終回のウオークになりました。最終回にふさわしく、行く秋を惜しむような素晴らしい青空に見守られながらの旅になりました。「伊勢に行きたい、伊勢路が見たい、せめて一生に一度でも」と伊勢音頭でも唄われたように、神宮の鎮まる伊勢を目指す旅は江戸時代庶民が夢にまで見た憧れの旅でした。いにしえの時代より「おいせまいり」として賑わった奈良と伊勢を結ぶ約100キロを前期5回、後期4回の9回に分けて今に伝わる風情を味わいながら楽しく伊勢を目指して旅を続けてきました。途中では雨に降られたり、急な峠を何度も越えたりと厳しい条件のコースもありましたが、美しい草花や皆様の笑顔に励まされながら季節の移り変わりを肌で感じながらの旅を続けさせていただきました。常に笑い声の絶えない陽気な皆さんのご協力のおかげでお一人のお怪我もなく、旅を続けさせていただけたことに心より感謝を申し上げます。遷宮の果たされた真新しいお伊勢さんをお参りし、今後も皆様が益々ご健康でご発展されることをお祈りをさせていただき、楽しかった「おかげまいり」もこれにてゴールとさせていただきます。ありがとうございました。感謝















2013年11月23日土曜日

2013年11月22日 櫛田川源流奥香肌峡・宮の谷渓谷

今回の三重県松坂市にある宮の谷渓谷は奥香肌峡を代表する渓谷で、奇岩、原生林や数々の名瀑がある谷として知られ、ひっそりとした神秘の山域です。行く秋を惜しむように青空の中の深山渓谷にお出かけいただきました。犬飛び岩、鷲岩、横滝、撫子滝、蛇滝の他に、無名の美しい滝をたくさん見ることがでました。中でも最終目的地の高滝は落差60m以上の名瀑で日本滝百選に選ばれています。道はアップダウンの川床を歩いたり、階段や橋を渡りながらの登山になりました。中でも圧巻は両側に屏風のようにそそり立つ岩壁に回廊のように巡らせてある景色とマッチした回廊橋でした。高滝では散り始めた紅葉が舞う中、一筋の白い絹のように存在感のある清楚な滝をしばしの間眺めさせていただきました。帰路は蓮(はちす)ダムにて記念写真を取り、香肌温泉に向かいました。飯高の香肌温泉は施設も清潔で泉質も素晴らしく、いつまでも今回の思い出とともにホカホカと暖かい貴重な古泉でした。今回は地元の山岳会の足立さん、塩谷さんのお世話をいただき、楽しいトレッキングをさせていただきました。何といっても皆様のご協力とチームワークのおかげで無事、怪我なく帰路に就けたことに心より感謝を申し上げる次第でございます。ありがとうございました。




















2013年11月12日火曜日

2013年11月11日 母袋烏帽子岳(もたいえぼしだけ)美濃の名峰、絶景紅葉

今回は彦根に着くまでは暗い空とキツイ雨で登山すら危ぶまれる状態でしたが、関が原に近づくにつれ高速道路からも伊吹山が雲の間から差す朝の光に照らし出され、養老SAでは青空が大きく広がり錦秋の養老山脈を望む事もできました。急速に回復している天候の中、郡上の山中にレッツゴーです。「古今伝承の道の駅」にて朝どり野菜のお買い物をまずして、母袋温泉スキー場へと向かいました。   準備体操を入念にして、真っ盛りの紅葉のトンネルを抜け累積標高差約600mの頂上めざし登山を開始しました。日差しが、揺れる黄色の葉々を抜けると私達の歩く辺り一面を黄金色に照らし、寒さも忘れさせ、自然の織り成す瞬間芸の素晴らしさに感動を味わいながらスタートすることができました。途中、檜の根っこ階段に難儀しながらグングン高度を上げ、植林地帯を抜けるあたりからは冬の明るい森に変わっていました。眼下には紅葉の絨毯に覆われた山々が遠くまで見渡せました。頂上では白山、乗鞍、御嶽の頂は見えなかったものの感動に包まれ、皆さんと共に記念写真を撮りました。おにぎり弁当の食事をしていると急にアラレが降り出し、後を追われるように支度をし無事に全員で下山させていただくことができました。下山後は天然温泉の露天風呂にて体を温めすっかり日の落ちた夕暮れの中、幸せいっぱいの帰路に就かせていただきました。今回は皆さんの強力な神通力で素晴らしいお天気の中の登山ができました。いつもながら楽しい笑い声、チームワーク、ご協力のおかげで無事下山することができましたことに心より御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。